「糖尿病だけど、ダイエット中だけど、、、ファストフードが食べたい!」そんな方、必見です!!
皆さん、こんにちは~!
このブログを読んでいる方だったら、特に気になっているであろうこと、、、
それは、健康で暮らしたい! 病気を治したい! 痩せたい! 太りたくない!
長生きしたーーーい!!
私もそうです、、、痩せたい。。。出来る事なら健康で長生きしたい。
そう思って、普段からファストフードやラーメンは控えたり、野菜中心の生活にしたり、、、でも、だんだんとストレスが溜まるんですよね~。
時々、「あーーー、マックのフライドポテト食べたい!」とか、「激辛ラーメン食べたい!」なんて衝動が沸き起こります。
きっと、糖尿病や心血管疾患、腎臓疾患などの病気を患っていらっしゃる方々は、私よりもそのストレスや食事の誘惑と戦っているはずです。
そう、、、時には羽目を外して好きなものを食べたい!!
でも、食べ過ぎるとヘモグロビンA1cやコレステロール、中性脂肪の値が高くなって先生に食生活を責められる…。
自分の人生、好きなものを食べて好きなように暮らしたい~。と思ってはいるものの、とほほ・・・です。
今回、マイケルゆみこはそんな方々の救世主になろうと思います。これを読んだら、
私のことを “女神” とは呼ばずにいられなくなるでしょう。
ファストフードのみを、毎日、3食、30日間食べ続けた男の実話
アメリカ在住のモーガン・スパーロックという男性が、30日間のとてつもない実験にチャレンジしました。これは、『スーパー・サイズ・ミー』という映画で、2004年にアメリカ公開されたドキュメンタリー映画です。
モーガンが挑んだ実験は、
- 水を含めた全ての食品をマクドナルドで済ます。
- 1日3食必ず食べる。
- メニューは一通り1回は食べる。
- スーパーサイズを店員から進められた場合は断らない。
- 1日の歩数をアメリカ国民の平均値である5000歩以下にする。
こんなルールを作って実験に挑みました。結果、、、気になりますよね。
5日目。専門家の診断の結果、1日に約5000キロカロリー(※成人男性の1日の摂取カロリーの目安は1800〜2200キロカロリー)を摂取していることが判明。
サプリメントでの栄養補給も進められるが、マクドナルドに売っていないとモーガンは断ります。
12日目の検査では体重が7.7kgも増えており、短期間での急激な増加に専門家も「危なくなってきた、心配だよ」と声をかけます。
17日目。モーガンの妻が夫のモーガンが最近、疲れやすくなった。
18日目。目の後ろがズキズキと痛む、無気力であり、常にだるさを感じるとモーガンは訴えます。
専門家による検査の結果、糖の取りすぎによるものであると診断されます。またモーガンの肝臓は「パテのようになっている」と専門家が言うほどの脂肪肝になっていました。
これは過剰飲酒が大概の原因であり、食事のみでの例は初めてだと専門家は言います。
最終日。モーガンはマクドナルドのケーキで盛大に実験の終わりを祝います。
モーガンは「もう食べなくていいんだ」と安堵の言葉をこぼします。
そして最終検査の結果。
・体重は11kg増加し脂肪肝。
・コレステロールは65ポイント上昇。
・体脂肪率は7%上昇。
・心臓病のリスクは2倍。
・心不全のリスクも2倍。
・気分は冴えず疲労感。
・情緒不安定。などといった実験結果が記録されました。
その後、モーガンは肝機能を8週間かけて回復。
増加した11kgの減量に14ヶ月かかりました。
サンダンス映画祭でこの作品が公開されてから6週間後、マクドナルドがスーパーサイズの中止を発表。
しかし、この映画『『スーパー・サイズ・ミー』とは何の因果関係もないと公表しました。
ファストフードのみを30日間食べ続けたら、やっぱり身体に悪い
体調だけでなく精神的にも病んでしまったようです。このメンタルの落ち込みはミネラル不足と関係しているそうです。
こんな結果を見聞きしたら、ファストフードってやっぱ健康に悪いじゃん!!って、思いますよね??
でもこれは、
マクドナルドのメーニューのみを、毎日、3食、30日間、運動もろくにしないで、食べ続けた場合の結果。
マクドナルドのメニューをカロリー制限(2000kcal以内)したらどうなるか?
じゃあ、マクドナルドのメニューをバランスよく組み合わせて、カロリーを制限しながら、運動もして、3か月間食べ続けたらどうなるか?っていう、またもや身体を張った実験を行ったのが、アメリカのアイオワ州で化学教師をしているジョン・シスカさん
この実験のルールは、
-
1日の総カロリーが2000kcalになるようメニューを組む
-
1日3食をマクドナルドのメニューにする
- 食品医薬品局の栄養取得目標をもとに、マクドナルドにある何種類ものメニューを組み合わせてバランス良く摂取。
- 毎日、45分間のウォーキングを習慣にする
高カロリーのハンバーガーやポテト、マックナゲットを食べていない。というわけではなく、1日の総カロリーが2000kcalになるように設定すれば、昼はサラダのみ、夜はチーズハンバーガにフライドポテトといった具合に食べていました。
この結果、、、気になりますよね~!!実験の3か月後には、
- 体重が17キロ減少
- コレステロール値は249→170に低下
- LDL値は173→113に低下
【写真:右 実験前、左 実験3か月後】
John Cisna of Ankeny -- who is also a science teacher in the Colo-Nesco School District -- put together his own amateur documentary looking at the fast-food giant.
なんと、実験前よりスリムになった。という、驚愕の結果に!!!!!
マックを3か月間食べ続けたら痩せた!?
この結果は、「ファストフードを毎日食べてもOK!」「好きなものを何でも食べてOK!」と推奨しているわけではなく、毎日何を食べて、どんな栄養素を摂取して、カロリーコントロールをしているかが大切ということ。
消費カロリーよりも摂取カロリーが多いと太るのは当然であって、消費カロリーが摂取カロリーを上回っていれば、外食したって体重は減るのです。
この両者の実験結果から得た教訓として、
- 摂取カロリーをコントロールする。
- 適度の運動(激しい運動でなくてもウォーキングでOK)
- 栄養のバランスを考えながら食材を選ぶ
つまり、ファストフードが悪者ではないって事ですね。今は飽食の時代で食べたいときに食べたいものが食べられる。お腹が空いてなくてもお菓子やジュースを口にすることありますよね?私たちは選択することが出来ます。だから、ハンバーガーを食べたら、夜は野菜中心で炭水化物はとらない。というように栄養素や摂取カロリーを選択していけばいいのです。
ハンバーガーが食べたくなった時の一日の過ごし方
- ファストフードは、なるべく3食のうち1食にしよう。
➡3食のうち2食をファストフードにしたら、カロリーコントロールが難しいから、夜はサラダのみになってしまう可能性大。 - お昼ご飯をファストフードにしたら、朝と夕の食事は野菜中心で糖質や脂質は抑えよう。
➡朝と夕は、パンや白米、麺類は控えて、サラダやスープで野菜を摂る。 - ファストフード店までの道のりは歩きましょう。
➡これでウォーキングしたことになる
病院に行くと、「アレを食べるな!コレを食べるな!」「もっと運動しなさい!」と言われて、精神をすり減らしてストレスを抱えている患者さんも多いと思います。
人間は規制されると反発してドカ食いしたり、ストレスで病院に通うのがおっくうになってしまいます。
一方で、患者さんの体調やご病気のことを考えると「嫌われても厳しいことを言わなきゃいけない…」と思うのが医者心です。
。大好きなラーメンやハンバーガーを食べるのが “ダメ” な訳ではなく、ファストフードを日常的に食べ続けるのが問題なのです。摂取カロリーや栄養素をバランスよく上手にコントロールすれば、ちょっとくらいさぼってもいいですよ~。